SEO対策は簡単に言うと「検索サイトで上位に表示されるため」に、サイトにさまざまな工夫を施すことです。SEO対策によってアクセスアップにつながることが期待できます。今回はそんなSEO対策において、覚えておきたいポイントを紹介していきましょう。

■SEO対策の真の目的とは

あるサイトを上位表示させたいと思った時、そこには明確な目的があったはずです。例えば上位表示することで購買につなげたり、集客につなげたりするなど。「上位表示すること」自体が目的の人はめったにいないでしょう。つまり購入数が上がったなどの明確な結果が出ることで、初めてSEO対策が上手くいったと言えるのです。ただ一般的には「SEO対策=上位表示対策」という意味で取られています。

時間や労力、時にはお金を掛けているのですから、結果が出なければやはり大幅なロスになってしまうのです。そこで意識しておきたいのが、アクセス数やCV率です。そもそもアクセスが無ければ何の成果も生まれないので、ここは非常に重要でしょう。CV率というのは全アクセス数の中で、実際に購入や問い合わせにつながった割合のことです。真に重要なのはCV率で、この数値を上げるよう対策を講じることで、同時にSEO対策の効果を高めることができるのです。

■CV率を上げるためのSEO対策とは

SEO対策で成果を出しているサイトの多くは、当然のようにCV率を強く意識しています。そして検索サイトやSEO会社が提供する、分析ツールを利用していることが大半です。平均滞在時間などを確認することで、どの辺りまで読んでいるのか、もしくは離脱したのかなどが分析できます。分析結果に応じて文章を見直したり、ボタン(リンク)を改善したりと、具体的にやるべきことが分かってくるのです。

分析ツールは非常に便利なのですが、ある程度のスキルが必要になるでしょう。上手く成果が上がらなければSEO会社に相談するなど、また新たな解決手段も明確化してきます。多くのサイトがSEO対策を当然のように行っているので、これからの時代、サイトで何か成果を得たいならSEO対策は必須となるでしょう。