SEO対策は、Search Engine Optimizationの略語で、検索結果で自社サイトを上位表示される様にして、露出を増やし、訪問者を増やすために行う対策のことです。「検索エンジン最適化」と呼ばれることもあります。
マーケティングのために、自社サイトを開設しても、訪問者がなく、閲覧してもらえなければ効果が得られないため、閲覧者を少しでも増やすために、このSEO対策が重視されているのです。
SEO対策と言えば、被リンク数を増やす事だと考えておられる方も少なくありません。しかし、この被リンク数が多いことは、かつてはGoogle検索時に上位表示されることに大きく影響していましたが、現在ではそれほどでもなくなっています。
ところが、SEO対策業者に依頼すれば、現在も多くの業者は被リンクを増やす作業を対策として行っています。もちろん、被リンクの多さが、全く無関係ではありませんが、それがいくら多くても、上位表示される事は少なくなっており、費用対効果の点では期待薄と言えます。
また上位表示されることに影響は少なくても、被リンクが多ければ、そこから自サイトの閲覧に飛んでくれる人が増えるはずだとの反論もあります。しかし自社サイトとは関係ないサイトに、リックが貼られていたからと言って、そこから閲覧者が来る確率は極めて低いのです。
それよりも、SEO対策で注力すべきは、自社のサイトを強化することです。会社の概要や取り扱っている商品やサービスの説明だけでなく、自社の商品やサービスに関連する役立つ生の情報を、サイト内のブログ欄等で発信し続けることが最も大切なのです。
ブログ記事のタイトルを、ユーザーの関心を引くタイトルとし、そこに自社の商品やサービスに関連したキーワードを織り込みます。さらに記事内にも適度にキーワードを織り込みつつ、生きた情報、プロだから知っている情報を書き綴るのです。Googleは、真に役立つ情報を重視することを表明しています。
またこうした専門性と独自性があり、一次情報が沢山含まれた質の高い記事は、検索する人のニーズを満たすことになります。従って、商品やサービスの購入を検討している潜在需要者の心を掴めると共に、そうした記事が網羅されているサイトなら、有用なサイトからの被リンクの期待も出来ます。
関連性のないサイトの被リンクから閲覧者が来ることは期待できませんが、有用なサイトがリンクを貼ってくれる場合は、逆に大いに期待できるのです。
SEO対策における被リンクの占めるウエートを理解し、自社のサイトの充実を図ることが最も大切である事を知ってもらいたいと思います。